突き詰めると「遺伝子が繁殖するために、生物は生きている」という話。
利他的な思いやりや、親切も遺伝子の観点で考えると、自分の遺伝子を存続させるための最適な行動と言える。
人生の目的、生きる意味を考えるにあたって参考になる本。
ただ、人間はミームという文化的自己複製もできるので、遺伝子に全て支配されているわけではない。
自殺、避妊をするのがその良い例。
概要はわかったが、これを知ってどう生きるかが大事。
生物学の観点でいうと、俺個人がどう生きるのか、何を成すのか、成さないのか。これは取るに足らない事象なのだ。
自分の遺伝子を残すために全力を尽くそうとも思わないし(優秀な遺伝子は他にもたくさんあると感じるし)。それだったら、周りなんて気にせず自分がどれだけ幸せに生きられるかを追求したら良いのではないか。
それが人間にとって良い影響を与えることになるのか、悪い影響になるのか、はたまた影響なんて無いのか。そんなことは俺が気にすることでは無い。
利己的に生きよう。
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